本書の概要は、子供の頃は「20分も」の時間感覚が、大人になると「20分しか」になり、何もしない。
これを「時間の歪み」と著者は言っています。
そてし、このままでは、「あっという間に死ぬ」につながっていきます。
ここを改善するストーリーです。
読者層は、「大人」です。
「今年もあっという間だったな。」と思った方すべての方が対象です。
読みどころは、「あっという間に過ぎてしまう」その理由を一つづつ紐解いていくところ。
■ 私たちの時間を奪っていくものの正体を解明する
□ 人生の3つの理
① 死
② 孤独
③ 責任
多少、仏教めいた感覚を持つ読者もいると思います。
それはこの本ではいいんです。結果的にこの方向に行き着いただけですから。
これら、3つを軸に展開されていきます。
自分自身の気づきについても、こう言っています。
□ 自分の行動、考えていることと、感情、心がちぐはぐな感じがする時は、自己欺瞞のサインです。本心を無視し続けないでください。あなたは本当は何が欲しいのですか。
自己欺瞞です。せざるを得ない時もあるけれども、いつも、いつもでは自分を欺いていることになります。
この感覚に気づいた時は、一旦立ち止まって、自分の心に尋ねることが必要だと、著者は説いています。
著者は、この場で紹介されてはじめて知りました。
このサイトは、こういった出会いがあるのがいいですね。
さいごに
□ 私たちは何に時間を使うべきなのかを、自分で選択しなければいけません。何もしないという選択を含めて、です。
と言っています。
全てを自分自身でコントロールすることはできなけれど、その意識を持って、考えることが
知識と経験に基づき知恵となって、幸せな人生を送れるのではないかと思います。
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