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12月, 2018の投稿を表示しています

遊園地に行こう/真保裕一 行こうシリーズ第3作

遊園地とそこを舞台に働く人々が主人公の本です。 私はこの公園の場所は(今も駅名が残っていますが)小田急線の向ヶ丘遊園ではないかと想像して読みました。 筆者は真保裕一さん。 江戸川乱歩賞も受賞した方です。 この本の主人公の一人は、顔に傷がある若者です。 着ぐるみを被れば、傷を隠せる。 そう思って面接に臨みましたが、 最終的に「魔女」と呼ばれるベテランからインフォメーションセンターに抜擢され配属します。 この「傷を負った若者」と「魔女」を中心に物語は展開していきます。 著者お得意のサスペンス物語も随所に登場してきます。 私は遊園地で働いたことはありませんが、きっとこんな感じなんだろうなと、リアリティ感を持って読み続けることができます。 働いている人は、「愛・夢・情熱」を持つ、この場が大好きで働いています。 しかし、楽しいだけでは、ここは「ぬるま湯」。チャレンジしてこそ人生。と言っています。 時には未来に向かっていく若者の、退職の背中を押すことさえあります。 この本の最後は、以下の文章で終わっています。 「どこに出しても恥ずかしくない、最高に素敵な笑顔だった。」 このパークの評価基準は「スマイル」です。 それは、仕事によっては「正確に行うこと」「早く行うこと」といった評価基準が思いつきますが、もっと抽象化された表現です。 でも、そこにいる人たちは、それですべてを理解されています。 きっと、こういうことを「文化」と言うのでしょうね。 今回、遊園地とそこで働く人達の「再生」がキーワードのなります。 楽しい小説です、是非、一読ください。

バターケースに保管する時に、自動的に5gに切り分けてくれる ケース

バターは美味しいけれども、 上手にぬれなのが、ちょっと嫌ですよね。 その前に、バターは塊で販売されていることが多いので 必要な分切り分けるのも、面倒臭いところでもありますね。 そこで、我が家に登場したのが 曙産業のプレミアムバターケース ST-3007  です。 アマゾンへ行く 構成は 、以下4点です 左から ケース バターを裁断するワイヤーが張られた枠組み バターナイフのようなもの 上蓋 になります。 使い方は ケースの上にワイヤーが張られた枠組みを載せます。 その上に、バターを載せ、上蓋でバターを下に押し込みます。 注意点は バターの塊の大きさは、200gを前提にされた大きさです。 また、 買ったばかりだと硬いので 30分くらいは常温に出しておいた方が良いです。 初めて利用したときの動画です すでにワイヤーの上にバターが載せられて、押しているところから始まりいます とても、善い具合に利用できました。 もう一つ、注意する点 は ワイヤーの枠が、食器洗い機で洗えないところです。 我が家では、ちょっと不便です。 外側のパッケージに記載がなあったような。。。。 廃棄してしまったので、確認は取れません。 あと 説明書はなく、パッケージの内側に印刷されていました 特に、説明書が必須になるものではないのですが 不便に思えました。 紙1枚であれば、保管しておくこともできるけれど、 外箱を分解して、説明書用に残すことはできません。 企業としてはコストダウンの一環かもしれませんが、 再考頂きたい点です。 蛇足 東急ハンズの対応 この商品は東急ハンズで購入しました。 (税込み 2138円) 写真ではわかりにくいですが、 ワイヤーの枠が不良品でした。 縦のワイヤーが無かったのです。 購入店に電話したところ、 お詫びと良品の在庫確認を行ってくれて、 郵送の手続きをについての説明がありました。 ここまで聞いて、家から遠くなかったので 交換に伺うことを話したところ、 すぐに取り置きの対応をしてくれました。 不良品は残念であったのですが、 その後の対応は良かったですね

経沢香保子さん 日記ブログで夢をかなえる 2006年出版

経沢香保子さん 日記ブログで夢をかなえる この本は2006年に出版された本です なので、 少々、内容が古く感じる方もいると思います。 例えば、 SNSの項では、フェイスブックやインスタグラムについての記載は ありません。 しかし、 私はこうやってブログを開始して、継続してきました。 その結果、こうなりました。 というストーリーは、色あせるものではありませんし、 ひとつのケーススタディになると思っています。 経沢さんは、リクルート、楽天と仕事を務め、 その後起業し、上場された方です。 現在は、キッズラインという ベビーシッターマッチング事業を進めています。 魅力的なブログとして、 □ ゼロの状態からスタートして、いまの場所にたどり着くまでには、5年くらいの年月がかかります。 □ その人がナマで感じてきたその人自身の経験がいっぱいある人 □ 一日1000アクセスを目標に □ タイトルが読者を決める □ ブログは「普段を知りたい」というのぞき見な好奇心を満たすメディア □ 情報は発信するところに集まる 結局のところ、その人の人間性と言語能力によって、 魅力的なブログが出来上がる。 のでは、無いでしょうか。 ブログでこんなことができるんだ もしかしたら 人生少し変わるかもしれない。 と思われた方に、おすすめです 日記ブログで夢をかなえる/常沢香保子 ちなみに、カン吉さんは ブログのゴールについて以下のように述べています。 ブロガーが目指すべき「ゴール」とは? □ ブログは「資産」 □ ブログの成功法則があるとすれば、「自分が好きなことを、他人のために頑張る」 □ サービス精神 人気ブログの作り方/カン吉

2020年7月 PHSサービス終了 EXIT 売却/勝馬和代                  

勝馬和代さん原案の経済小説です。 普通にビジネス小説として楽しめます。 部隊はPHSサービスを提供する企業です。 小説は、ここを買った投資会社が、 次の売却先に売るために、 企業価値を上げていく、 そして、実際に売却先を探しだす。 事がメインストーリーになっています。 このようなことに、興味はあるが、よく知らない。 といった方に、読んで頂くとよいと思います。 また、PHSサービスを利用していたかた、 携帯電話業界にいたかた なども楽しく(苦しく?)読めるのではと。 この本で、こんなことも学べます。 □事前アイディアの評価基準ですが、  規模間、投資規模、実現可能性、競合優位性の4軸で □ マーケティングのミックスの4P  ・主ターゲット  ・プラン概要  ・料金  ・販売チャネル  ・販促方法 □ 可変要素が落ちれば落ちるほど工数が減る。可能性がないオプションはどんどんつぶしておきたい。 結果的に失敗しても、その時の「情熱」、培った「技術」「仲間」は 次のステージで、改めて評価される そんな前向きな、読後の感想もありました。

真保裕一さん オリンピックへ行こう!

真保裕一さんは、 江戸川乱歩賞など多くの賞を受賞されている方です。 この〇〇へ行こう!はシリーズ物の本です。 ・デパートへ行こう ・ローカル線で行こう ・遊園地へ行こう そして、 このオリンピックへ行こう になります。 いまのところ、全4冊出ています。 私は遊園地・・・は読んでいません。 基本コンセプトは、「再生」 だと思ます。 斜陽になっていることに対して、 主人公がさまざまな手段を実行していこうとしています。 読んでいて、ドキドキしたり 痛快に思ったり 小説の醍醐味が味わえます。 ぜひ!! 以下、オリンピックに行こうの抜き書きです この本の主人公は、 オリンピックに出場することを目的としている人たちです。 選手達の人間性を表しています。 オリンピックへ行こう! ブログ 卓球 □ 石を投げ入れてみないと、湖面に波紋は広がっていかない。波を立てなければ、相手の真意の泳ぎっぷりも見えてこない □ 安全に返そうとしたのでは、相手の思う壺になる。 □ 1人の情熱がチームを変える □ 実力は紙一重の者が集まっている。感情に波を立てたものが負けるのだ □ ほらほら、打ち合え。この一打を無駄にするな。一球の積み重ねが、お前たちを作り上げていくんだから。 競歩 □ 生徒の将来を真剣に考えている人の言葉ではなかった。 □ 今日このレースでオリンピックを目指して歩めている者は皆、間違えなく人に恵まれてきた人なのだ。 □ 誰かわからなくとも、同じ空の下から声援を送ってくれる。だから体が動いているのだ。見守っている人がいるから、歩いて行ける。

2018年12月 初めて、足利学校に行きました

2018年12月1日に 足利市に所用があり、ついでに足利学校に行ってきました。 北千住から東武線の特急で。 足利市駅までは線路が、複々線、複線、単線 とどんどん狭くなってきます。 それでも特急を使えば、半分の時間で着きます。 足利学校 足利市駅から800メートルほど。 知人の車で行きました。 通常の駐車場は満車でしたが、近くに無料の駐車場が用意されており、 そこに駐車。 入場料は420円 ですがJAFの会員証があれば、割引されます。 このJAFの会員証は色々な施設で割引が利用できます。 一度調べてみた方が、良いと思います。 入場券は「入学証」になっています。 なんて、学校らしい ちなみに、卒業は、ご自分で決めてください。 でした。 紅葉がきれいでした。 多くの方が、カメラやスマホを向けていました。 12月2日までしたが、図書館のようなところで「元号」についての展示が公開されていました。 元号とその基になった書籍です。 中々日常では、気にし無いので、その展示物を見ていただけでも、 ちょっと知的になった感じです。 その後、近くのばん阿寺を散策。 足利学校からの道路は、 ちょっとした参道で 茶屋や煎餅屋などが、連ねていました。 ぐるっと回って2時間弱 栃木方面に行かれた時のコース案に加えてみてください。 ちなみに、足利学校敷地内のトイレは 公衆トイレみたいなところでも、様式トイレで 綺麗でした。