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1月, 2019の投稿を表示しています

トリガー・フレーズ/本田直之

レバレッジシリーズの著作で有名な 本田直之さんの本です。 初版は2010年。 一昔前の本になってしましました。 しかし、 古さはありません。 それは、単に生き方や、仕事を進めるための ノウハウを書いている事は少なく、 もっと本質的なフレーズが 掲載されているからでは、ないでしょうか。 読者としては 学生よりも、社会人 特にサラリーマンの方が読まれると良いのではないでしょうか 会社勤めに対する不満やモヤモヤ感 そういったことを 観点、感情を変えることで 前向きな気持ちに 変えてくれます、 □ 好きを仕事にせず、仕事を好きになる □ 「雇われ型」から「スキル提供型」へ □ 実力より少し背伸びして見せておき、足りない分を必死に努力して埋める □ 時間があるから仕事はできない。時間がないから仕事はできる プライベートに対しては、このようなことが書かれています。 □ プライベートでは、非合理的であるべきだ □ 仕事の問題は「正しいか/正しくないか」で判断する   プライベートの問題は「楽しいか/楽しくないか」で判断する ちょっと気持ちが停滞している時に 自分にスイッチを入れることが」できると思います。

2019年1月中途採用面談

私の会社では、中途採用面談を行っています。 会社は、いわゆるIT系です 私は面接官の一人です。 当社には、他業界からキャリアチェンジで 面接を受けられる方もいます。 そこで、気づいたことです。 というかお願いかもしれません。 新卒採用ではないので、 もっと自分が行いたい業務や仕事を 話して欲しい。と思っています。 中途採用ということであっても 採用する側は、必ずしも即戦力でと 考えているわけではありません。 今までの社会人生活で 培ってきたこと。 これも、お話しください。 本人は、役に立たないと思っていても、 第三者がみれば、とても良い経験であるかもしれません。 知識が少ないので馬鹿にされそう そう思うかもしれませんが、 面接者は、他業界なので、 業界用語がわからなくても、一般慣習をしらなくても 当然である。 と思っています。 だから、思いの丈を 面接官にぶつけてください。 良い結果が返ってくると思います。 ■ポイント □ 自分の経験を洗い出す事 □ 業界のことを少しは研究すること □ なぜ、この業界を選んだのか、希望を明確にすること □ やりたいこと、貢献できそうなことを考えること

シンドローム 真山仁 

真山仁さんのハゲタカシリーズです 今回は、東日本大震災の頃が時期と場面です。 シリーズ本になってくると、水戸黄門のような勧善懲悪 のように思えてくるところもあります。 しかし、 主人公の筋が振れていないところ ここが、この本の肝として、脈々と流れています。 例えば、 □  精神論は認めない などです。 □ 非常時には本性がでると聞いたことがあるが、この弱さが日本人の本性なのか □ この被災地にご自身の足で立ち、衝撃を受けなければ、被災地支援の言葉に気持ちはこもりませんよ ここから、登場人物たちの生きざまが、現れてきます。 □ 結局は 当事者意識 がないのだ この作品でもそうですが、世の中このようなことが 多そうです。 私は結婚をしていますが、 奥さんからは、このように思われているのかもしれません。 企業の再生については、 □  バッドカンパニーとグッドカンパニーに分け るという手法だね。 □  負の気持ちを持った男とは距離を置く ことが処世術だろ そして、 情報は金なり です さらに、その情報を集めて、 プランA、プランB を用意しておくこと また、 つぶすヤツは徹底的につぶしておくこと こうなると、なんてひどい奴 という感想が浮かびますが、 それほどではありません。 それは、 結局のところ、世論を味方につけることで、 それにも力をいれて、 その 世論 を形成する人たちに、 少しでもメリットを出すことによって 自分の挑戦を成功裏に進めているのであろう と思いました。 上手に金を使う ということでしょうか。 時には、私も家族に自腹でごちそうしよう と思いました。(笑い

下町ロケット ヤタガラス 池井戸潤

年末にTBS系で放送されていた 下町ロケットの原作のひとつです 池井戸潤さんの下町ロケットシリーズは 本書を含めて4冊が発刊されています。 初期の2冊はハードカバーから 文庫本になり、販売されています。 「ゴースト」と「ヤタガラス」は ハードカバーではなく、ソフトカバーに変更されています。 私は、通勤時に読むことが多いため、 ソフトカバーの方が、持ち運びに 便利ですね。 下町ロケットは、一冊一冊が長編ではありますが、 1冊ごとに完結されているとともに、 シリーズとして、前作の結末を踏まえて、 次作につながっているシリーズです。 とても、好ましいと思います。 本書も、社長候補の一人が辞任して、連絡が 取れない状況で終わっています。 もしかしたら、次作で登場してくるかもしれませんね。 今回も、佃社長の熱い気持ち 誠実な気持ちが全面に出てます。 本書のターゲットが、 近未来を書かれていることもあり、 その観点で読まれることも楽しいです。 技術者の観点、登場する企業の立場での読む。 など、経済小説的にみることも良いと思います。 でも、単純に痛快小説として 読むのが、読後一番すっきりするかも しれませんね。 下町ロケット ヤタガラス