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7月, 2019の投稿を表示しています

宇宙兄弟からみた、リーダー論

長尾彰さん 私は2018年にやはり、宇宙兄弟を題材に使った 「宇宙兄弟「完璧なリーダー」はもういらない」 タイトル通り、リーダー論を著した本です。 今回は、リーダを含めた仲間と仕事、プロジェクトの進め方について描かれています。 読者の対象は、前作より少し 社会人経験 を積んだ方、 もしくは、チームビルディングなどを勉強した、経験した方 に置いているようです。 例えば、 ファシリテーターという単語を知っているか 否か で、この本の読みやすさが変わってくると思うからです。 ファシリテーター型、ティーチャー型 など4つの型を基準に、本は進められていきます。 自分の型を認識して、 プロジェクトの進捗具合 チームの成熟度愛 に応じて、 どの型の人は、どのようにふるまえればよいか、 それこそ、宇宙兄弟をベースに 描かれています。 私が重要だと思ったのは、 プロジェクトが、このような状況の時は、 この型がこうふるまおう。 を逆手に取ることです。 チームにいつも 様々な型のリーダー役がいるとは限りません。 そうなんです。 きちんと 現状を把握できてさえいれば、 その役割に、自分で演技すればよいんだ。 と気づきました。 リーダー役が難しいと 思っている方、 ちょっと、自分を殺して、 演技してみるといいですよ。 宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話

再生巨流 楡修平 前向きな気持ちになれる本です

再生巨流/楡修平 主人公は、物流会社に籍を置き、会社の成長を 新規事業で進めていく内容です。 トンがった性格 個人主義 上司からから嫌われる 信念に基づいて事業をすすめる 掟破りの手法に出る 社長を飛び越して、 アポなしで社主に会いにいく 信念を訴える 並行して 仲間を見つける 双方が頑張れば、 ウィン ウインの関係 になれる。 そんな仲間たち 仲間が仲間を呼ぶ 事業を進めることで、 独りよがりでは、仕事ができないことに気づく。 部下に周りの人たちに、 夢を見させる必要があることを。 その事に気付き 実行することにより、 更に仲間が 自ら行動を起こすチームに成長し ていった。 それ見ている人もいる 本人からは見えないけれど。 その結果、 本人も含めて、評価につながる。 主人公は改めて チームのメンバーに助けられていることを 知る 日々の仕事が 1年前と同じ流れで進めていたり、 マンネリ気味の方にも お薦めします。 このままではいけないと、 自分自身に気づかせ、 前向きにさせてくれます 。

2025年東京不動産大暴落

私はこの本を読む前に2冊の本を読みました 未来の年表 未来の年表2 です 未来の年表 未来の年表2 そこには、以下の課題がまとめられています。 □ 日本の喫緊の課題 1)出生数の減少 2)高齢者の激増 3)社会の支えての不足 4)人口減少 それに伴って具体的なことが 年表形式で、物語形式で書かれている本です。 例えば、年表形式では □ 2022年「ひとり暮らし社会」が本格化する ・とりわけ深刻なのが社会保障制度である。ひとり暮らしの激増を織り込んでいないからだ □ 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」 ・政府は労働力不足の対策として、女性の活躍推進に力を入れているが、その成果が上がれば上がるほど、在宅介護の担い手不足は深刻化する。 □ 2025年 ついに東京も人口減少へ □ 2035年 「未婚大国」が誕生する ・未婚者の増加をこのまま放置したのでは、将来の独居高齢者につながり、次世代は「社会コスト」の増大に押し付けられることになる。肝心の次世代自体が生まれてこない」のであるが。。。。 □ 2039年 深刻な火葬場不足に陥る ・死んでも死にきれない時代の到来が近づいている □ 2045年 東京都民が3人に1人が高齢者に ・大都市部では総人口はあまり減らず、高齢者」の実数だけが増えていく。 長々と、引用をしましたが、 この中にも、2025年問題が書かれています。 そうです。この本のタイトルと同様なことです。 2025年東京不動産大暴落/榊淳司 私はこの本は、一般市民が、一戸建てやマンションを購入する際に 参考にしてもらいたい。 とのメッセージが、著者の観点で書かれていると思っています。 こんなことが書かれています。 第4章 すでに始まっている東京の不動産暴落 □ 郊外マーケットが死につつある □ 首都圏の木造アパートは「半額」になる □ 木造アパートは、20年から25年で建て替えを想定すべきである □ 売り物が出れば買いたいと待っている富裕層がいるエリアは、暴落時でも底堅い価格で取引されている。 こんなこともあるようです 第5章 暴落へのスケジュール □ 改正生産地緑地法は基本的には例外的措置であるので期限がある。 多くの 生産緑地でその期限が切れる

IR法成立のカジノを題材にした2冊

IR法成立のカジノ そのカジノを話題にした2冊を紹介します。 両書籍ともに、経済小説を主に活躍されている方です。 1冊目は、 2017年2月に発刊の バラ色の未来 真山仁さん 2冊目は、 2018年8月発刊の 東京カジノパラダイス 楡周平さん です 題材はカジノになりますが、焦点は異なります。 真山さんは、新聞記者の視点で、ギャンブル依存症になりそうな ギャンブラーに視点を当てています。 楡さんは、ギャンブル場を運営する会社が主たる登場人物です。 視点が異なりますので、両書を読んだからと言って、 カジノに対する知見がとても増えるようには ならないと思います。 特に楡さんの本は、痛快小説として読んだ方が、楽しいかもしれません 両方ともに同じ数字が使われていました。 それは、市場規模です。 1兆5000万円の市場規模を見込んでいるようです。 経済波及効果は7兆7千億円 これだけ大きな数字が並んでくると、 各自治体が手を上げたくなるのも 無理はないですね。 真山さんの本には、 □ 地方の問題は人口減少にあるなどと言われますが、そうではなく、産業育成の脆弱性こそ問題の根幹である と書いてあります。 昭和の時代には工場を誘致することも 可能でしたが、 今では、総合的に考えると、 海外に作った方が安い場合が多いようですし。 何をすれば良いか、アイディアが出ませんね。 ちなみに数字の試算は パチンコ利用者の数字をベースにして 算出したとのこと。 そこには、パチンコは一人当たり、 年間23万円負けるとも書いてありました。 小説を読んでいて、こういったことを知るのは 私にとって楽しいことです。 たぶん、新聞、テレビなどで流れていても、 頭には入ってきませんからね。 控除率 場の胴元が取る割合です ここは、楡さんの本に書いてありました。   サッカーくじ55%。競馬、競輪、競艇、オートレースは20~30%、パチンコ15%   それに比べて、カジノの控除率は、最も高いアメリカンルーレットで5.26%。   バカラに至っては1%ちょっとだ。 サッカーくじは最初から半分以上抜いて、 当たった時の金額をはじいているのですか!! ちょっと、退いてしまいます。。

2022--これから10年、活躍できる人の条件/神田昌典

2012年に上梓された本 東日本大震災の翌年になります 別に検証というわけではありませんが、 何かの気づきがあればと、手に取りました。 幾つかの気になったことを抽出してみました。 □ 中国は2020年まで、その勢いは止まらない  金融再起動 旧体制の崩壊から世界大革命へ/ベンジャミン フルフォード  の本にも、  ・予想を上回る中国経済の縮小  と書いてありました。  これからの世界経済は、どのような方向に向かい、  どことどこが手を組むのでしょうか。 □ 会社が未来に向かうえで直面している壁  1)会社では社員が育たない ブレーン+オペレーターの集団になりがちだ  私が在籍している会社であったり、知人の会社の話を聞いても、  いわゆる、中間管理職はなくなりつつある感じはします。  時代の流れのスピード感が増す中、  組織もフラットにしていかないと、ついていけないのでしょうか。   3)一部の仕事をしている社員が抜けると、会社には何も残らない    唯一、会社が提供できることは経験となった    いまや経験は、有能小名ビジネスパーソンにとって、お金よりも価値がある    そうですね。知識と経験が醸し出す「知恵」が  大変重要なことになってきていると思います。  そこで、培われてきた人脈もそうですね。 □ エクス・フォーメーションとは、外に形創る。詩文の内にある認識を、外へ形創っていく   これは、今でいう「インフルエンサー」のことを指している感じがしました。  10年前は、この言葉はなかったのかしら  「カツマー」とかあったと思います。 □ 2022年には、日本を支える新しい産業のカタチがみはじめる   これは、AIのことかな。  落合陽一さんみたいなことかな 普遍的に「必要」もしくは「認識」しておくべきと思ったこと □ 大切なことは正しい知識を持つこと □ 40代が再就職するためには、100社は検討しなければならない □ 経営者の強みと、会社自体の強みを分けて考えること □ 会社で息苦しいほど、能力を発揮する □ ほんのちょっと起業準備するだけで、ライフワークを掘り当てる可能性がある □ ライフワークには定年がない □ 本当に熱中できる仕事には、リスクがない □ 頭を