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2019年11月 ブラザープリンターの廃インクパッド修理

インクジェットプリンターにつきものの
「廃インクパッド」満タンのメッセージ。

取説を見るとメーカーにて修理
と記載があります。

金額も、15000円程度はかかるようです。

我が家では頻繁に利用しないプリンター。
ネット上で自力で対応をされているサイトを見ながら
私も行ってみました。

その記録になります。

[廃インクパッド]
ちなみに廃インクパッドは、
プリンターの印刷面からはみ出たインクを
吸収し、用紙を汚さないことも、
ひとつの目的と読んだことがあります。

年賀状などでハガキの端まで印刷すると
発生が多くなりそうです。

[参考にさせてもらったサイト]
整体師のマル秘ノート ブラザープリンタの廃インクパッド修理を自分でやる方法
https://free-leaf.net/cleaning-mfc0j4510n/
です

[利用状況]
プリンターの形式は
MFC-J4510N
プライベートで家族が利用していますが、
頻度は多くありません。
印刷枚数は、4700枚程度。

[作業手順概要]
・スキャナー部分の上カバーを外す
・本体の廃インクパッドの隠しているカバーを外す
・カウンターのリセット作業を行う

以上が作業概要です。

[必要な工具]
・プラスのドライバー
・カッター (廃インクパッドのフィルムを切るため)
・ビニールの手袋 (手が汚れる)
・新聞紙 (床を汚さないため)
・ティッシュ (汚れを拭くため)

ビニールの手袋以外は、どの家庭にもあるようなものです。
手袋は百均で売ってますね

[手順]
1 電源を抜き、古新聞を敷いたところに置く
2 上蓋を開ける 
  この時に上蓋と中蓋の両方を開けます。
  上蓋の部分と中蓋を養生テープなどで貼った方が良いです。
3 支持棒(緑色)を外す。
  少し力を入れれば外れます。
  私は上蓋を開けたら、外れてしまいました
4 本体カバーを外す
  見めているネジを外します
  本来であれば、手の力でそうっと力を入れれば外れるはずですが、
  外れませんでした。
  理由は、ファックスのジャックにはまっていた
  小さなカバーでした。
  私はファックスを利用していなかったので、購入時のカバーが付いたままだった
  ので、これが、原因でした。

5 中蓋を外す
  中蓋を外すと、廃インクパッドが見えます。
  その蓋を外すための作業です。
  ・蓋を開けるのに邪魔になるコネクターを基盤から外します。
   コネクターは爪で外せます。
  ・アースのネジはドライバーで外してください。
  ・コネクターケーブルのカバーである、ハーネスガイドも、手で外れます。
6 上蓋を外す
  スキャナー部分です。
  手で外すことができます。
  90度くらいに開いてください。
7 本体カバーを外す
  ネジ留めされているので、外します。

右下のフィルムのカバーに覆われているのが、廃インクパッドです

[廃インクパッドを外す]
形態は、縦部分と横部分の2分割されています。
縦部分には、3枚
横部分は2枚のインクパッドで構成されています。
それぞれで厚さが異なっています。

インクパッドはフィルムで覆われていて外すことはできません
ここは、カッターで周りを切って、外しました。

これが一番厚いインクパッドです
一枚ずつ洗います。
スポンジの固いもののイメージです。
パッドと言うだけあって、たくさんのインクを吸い取って
くれています。

洗い方は、水道水にじゃぶじゃぶとさらして、絞ってみたり、
水をためて、その中で洗ってみたり
色々と試してみました。

汚れた洗面台は、まずは固形せっけんでこすってください。
これでも、だいぶきれいになります。
更にピカピカにするのであれば、
歯磨き粉を利用します。
黒ずみ、油系もすっきり落ちます。
特に銘柄はなんでも構いません。

かなりの洗浄力です。
このようなもので、口内を磨いていたのかと思うと、
驚きです。


[廃インクパッドの装着]
外した時と同様の組み合わせで装着します


元々の色は緑系だったのですね。
もう少し、きれいになりそうな感じでしたが。
乾かすのが大変でした。
私は作業日所用があり、乾かす時間が足りなかったようです。



[センサーの洗浄]

センサーは廃インクパッドの横にあります。
指で引き抜けます。
基盤の金色の部分が黒く汚れています。
ティッシュで拭きました



[エラーのリセット]
組み立て後、カウンターのリセットを行います。
手順
1 ホームボタンの長押し
  ホームボタンとは液晶上に表示される「家」マークです
2 液晶の4行目の空白行の長押し
  

3 長押しすると液晶画面が変わります
  テンキーみたいなものです。この後はこの画面で操作します。
4 *2864 と入力します
5 ボーと音がでます。■Meintenance■と表示されます
6 80 と入力します
7 画面を▲▼でPURGEと表示するまで▲を押し続けます
8 2783 と入力します
9 ボーと音がでます。■Meintenance■と表示されます
10 画面を▲▼でPURGEと表示するまで▲を押し続けます
11 カウンターが0になっているか確認します
12 99を押して再起動させます
  
実は私、11で0にはなりませんでした。値は最初に確認した時より、減っていたのですが。

最期にテスト印刷しましょう

まとめ
とりあえず、利用できるようになりました。

作業時間は2時間程度かかりました。早い人は1時間もあればできそうだと思います。
ただし、乾かす時間を除きます

この廃インクパッド
もっと簡単にできるようになれば、
個人が交換できる前提でプリンターができていれば、
というか、できることを、メーカーが交換を促すために、
そういった製品を作っていないのですね、きっと

車のタイヤのように、
自分で交換する人、ディーラーやガソリンスタンドで交換する人
など様々です。
同じような考え方でできればな
と 思います。

もう少し、考慮されてもよいのにな。


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