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2022年3月 自考 岡田 豊

  ■ 読者層  ・最近なんとなく閉塞感をもって生きている  ・忖度するのに疲れている  ・周りに合わせて人と付き合うのがつらい  こういったことを時々感じられる方に、一読いただければと思います。 ■ 自考とは何だろう  作者は、自考を進めることの影響として、以下を挙げています。  まず、自考とは  □ 「自考」は責任回避や現実逃避ではありません。  □ 自分の思考を180度変えましょう    自考のメリットは  □ 自分を責めるのではなく、自分を守り抜くのです  □ 自分を守ることができれば、他の大勢の人を守ることができます  そう、自分を守ることそして、その先には周りを守ることもできるのです。 ■ 自考していない日本  作者は今の日本人気質を、  会社が、国が、自分たちのことを守ってくれる。  結局、良くも悪くも他責になっていると憂いています。  そして、  □ 国民のレベル以上の政府や政治は生まれない  とも、言い切っています。 ■ それでは、私たちはどのように行動すれば良いのか。  □ 正論をぶつけるやり方  □ 自分に合った仕事をやる。  □ あきらめない。こだわる。 そして、迷ったときには、  □ 迷ったら自分の良心に立ち返る 誰もための仕事か とはいえ、それを実現するためには、  □ 自分との葛藤 が発生します。 でも、そこは以下の言葉で筆者は締めています。  □ 自分を信じて、突き進めばいい。遠慮なく、自由で、新しく、大きな「絵」を描くべきです。 ■ 筆者について  筆者は長く記者を務めてきた方です。  コメンテーターも務めています。  海外在住も含めて、気づき、育み、考えて  この日本を見たときに、ではどうするべきかを著したのがこの書籍だと思います。  自分らしさを取り戻す  新たに見つける  そういった方に、読んで頂きたい本です。 自考 岡田豊 

53歳の新人 NHKアナウンサーだった僕の転職/内多勝康

元NHKアナウンサーの内多勝康さんの退職・転職・そして今の仕事に対して綴られた本です。 読者層は、 え、なんでNHK辞めちゃうの、フリーアナウンサーになるわけでもないし。と驚いた方 転職を考えている方 障害児が気になる方 等になると思います。 私は、なんで辞めちゃうの。が気になり手を取りました。 内多さんは辞めることを考えていなかったようです。 でも、こう言っています。 新しいアナウンサーが入ってきたら、既存のアナウンサーの仕事は減る。 そして、 □ 言ってみれば職業人生の中で「外れている」という時代に差し掛かってきたんだなと、嫌でも気づかされたということです。 年齢を気にしなくてもよかった時代から、自分はそう思わずとも、周りから気づかされてしまうのですね。 現実を見てしまい、 自分は未だできるのに、何で。感じでしょうか。 モチベーション下がります。 転職に対しては、年齢、異業界、求められる役割の違い。かなり初年度は苦しかったようです。 でも、 □ 知らないからこそ思いっきりダッシュできるし、無謀と思えるような決断すら下せる。それが真理だと、いまははっきり言えます。  ミッション、目的が定まっていれば、知らないことが強み。あとは前に進むのみと言ったところですね。 そもそも、ポジティブに考えられることが素晴らしいです。 仕事については、こう語っています。 □ 誰のために仕事をするか □ 当面は60歳までに何ができるか考えています □ 現場を与えてもらえている喜びをかみしめながら、突っ走るだけです □ 「辞めろ」と言われない限りは続けたい NHKでの後半、外されているように感じた時とは真反対の言葉が並んでいます。 やはり、 □ 今の職場は、自分の思いを100%だせることも、魅力です。 これなんでしょうね。 人から期待されている。やりたいことができる。 私も改めて意識してみたいことです。 内多さんは、初赴任地での取材がきっかけで、この業界に興味を持ったと書いています。 NHK時代は今の仕事のために、有ったのではないか。とも書いてありました。 最近、人生100年時代ともいわれ、複数仕事をしなければならない時代ともいわれています。 まさに、それを地で行っているように思われます。 私も含めてですが、中高年のサラリーマンの方にも、目を通していただき、 自問自答できる、いいきっかけ