https://www.netgalley.jp/catalog/book/520232
読者層は、新書が好きな人はもちろん、本付きの方にもぜひ、お読みいただきたいと思います
著者は、講談社の出版部門です。一人の人が表された本ではありません。
第一部の魚住昭さんが記した、現代新書の歴史が表されています。
一つの新しいブランドを作るのは、こうやって進めていくんだ。というのが理解できます。
とはいえ、マーケット動向、世の中のトレンド、競合他社動向などを踏まえて、決定に至る過程は、どの業界とも同様な手順を踏んでいるように思えました。
ただ、家電製品とは異なり、黒柳徹子さんも述べているように、
「本の寿命というのは、人間の寿命なんかより、ずっと長いのだ。」
このことは、他と比較して圧倒的な存在感を生んでいます、紙の発明と同じくらいです。
第一部の最後は、以下で締められています。
□ これまで以上に本の存在を知らせる努力をしない限り、どんなに苦労して作ってもその本は世の中に存在しないのと同じなんです。
わたしは電子書籍になった講談社現代新書を見てみたいです。
例えば、虫の話題では、虫の音を聞くことができたり、昭和の街並みの動画が再生できたりです。
著作権が難しいかもしれませんが。
第2部の様々な方からの。本の紹介も良かったです。
みなさん思い入れが強い本を紹介されています。
私はこの中で13冊の本を読んでみたいと思いました。
最後に、60周年お面でとうございます。
私が最初に読んだと記憶にあるのは、タテ社会の人間関係と知的生活の方法です。
父の書棚から借りて読んでいました。
今から40年以上前でしょうか。
当時高校生の私にとって、全然知らない世界を垣間見た感じでした
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