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■ 本の紹介
「デジタル先進国」や「世界一幸せな国」とも言われているデンマーク。
デンマークに居住している著者が、自身の経験や多くの方へのインタビューをもとに、その注目されている背景をひも解いていきます。
■ 想定する読者
社会人の方が一番しっくりきます。
しかし、高校生でも読者として対象になると思います。
理由は、例えば、今この日本で暮らしていて常識と思われていることが、非常識と思えるような、一定の人生経験や観点があればより楽しく読めると思います。
■ 書かれていることの紹介①です
「人生で一番大切なことは、楽しむこと」
「仕事」ではありません。
もしかしたら、当たり前のことですが、それがデンマーク人の中には、きちんと息づいています。
■ 書かれていることの紹介②です
人々は自由であることです
誰かに強制されているのではなく、自分が働きたいから働いている。
との考え方です。
■ ①を具体的に
□ デンマーク人は「ライフ」を大切にしてるからこそ、フルに充電したエネルギーを使って「ワーク」に取り組めている。
□ 「自分の心の声」に耳を傾けると同時に、「他人の心の声」にも耳を傾けることが上手なのだ。
こう書かれています。
きちんと自分自身に向き合って、人生を考えています。
■ ②を具体的に
□ 自分の中のいいエネルギーの流れをキープすること。お互いのいいエネルギーが交わり合うことで、いい環境が生まれ、いいアイディアが生まれ、いい成果につながる。
多くの人はこのように考えて、行動している様です。
■ 著者の紹介
著者の針貝有佳さんは、大学卒業後デンマークにわたり、10年以上に渡り、翻訳業などをされている「デンマーク文化研究家」です。
だからこそ、現地のことを見に持って体験できる方だと思います。
■ 最後に
高い生産性を説いている章には、こうありました。
□ 僕らは自分で考えることに慣れているんだ
社会性という前提があって、自分自身の人生の目的、目標に向けて、
どのように進んでいくかを、若い時から考えて育てられている様です。
このあたりが、今の日本とは違うような思いがあり、この本を取り上げさせて頂きました。
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