この書籍に取り上げられている本は、フライヤーとグロービス経営大学院が共同で主催している「ビジネスグランプリ」の受賞作品です。
フライヤーはビジネス書等を要約して、読者にそのエッセンスを届けるサイトを運営しています。
この書籍には同様に15冊のビジネス書の要約が取り上げられています。
では、要約された本ってどうなんでしょう?
たとえばこんな機会があるのではないでしょうか。、
・ビジネス書に1500円は出せない。でも気になるので、安価な金額で要約を読む
・そもそもビジネス書って、最後まで読み切れるかわからい。だから要約で
・本を読むのは通勤時間のみ。だから1週間かかる。要約ならば1日あれば2冊読める
そして、要約された文章をもっと深く、広く読みたい。と思ったら、書店で手を伸ばせば良いのです。
そのほかに、要約本のメリットとして、自分があまり読んでこなかったジャンルにもハードルが低くなることが挙げられます。
「リベラルアーツ」の章があります。私はこのジャンルをほとんど読んでいません。
紹介されていた、
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
多様性の中で経験したことがかかれています。
著者は、こう言っています。
□ 相手をリスペクトして、「多様性を理解する」能力は重要です
多様性は、最近よく聞く言葉でしたが、あまり実際には気になっていませんでした。
この本を読むと、あぁこんな事象が発生するのか・と追体験することができます。
私が気になった本2冊
「売上を、減らそう」
タイトルを見た時、何を言っているのかが、分かりませんでした。
結論から言うと、1日100食限定で食事を提供する。ことです。
そのことによるメリットが具体的に書かれています。
眼から鱗でした。
「学校の「当たり前」をやめた。」
東京の麹町中学校の校長や荒れた中学校の教員であった著者が、行った学校改革です。
宿題、定期考査をなくすことなどが事例として挙がっています。
この改革を実現するためには、
「リーダーの価値観が表現された明確な指針」
が必要と書かれています。
このような内容の本が15冊納められている書籍です。
メリット感は伝わったでしょうか。
1種間で15冊の本を読んだ感じにさせてくれます。
読んでいて気づいたのは、要約と簡単に言いますが、
そこは要約をされるライターの腕があると思っています。
そこで、読者が読みやすいように著してくれるからこその要約本です。
ライターの方にも拍手です。
コメント
コメントを投稿