上場しているSIerと情報交換を行いました。
商談した事業部は、金融業界、官公庁を主に担当をしています。
■案件状況■
そこで最近の案件傾向をお聞きしました。
システム開発関連
まずシステム開発関係、
驚くことに、「ほとんど止まっている」
とのこと。
この回答は予想しませんでした。
当社が元請けの配下で進めている損保関連では、どうにか仕事が継続しています。
つまり、新規の案件が出てこない。ということでしょうか。
業務系の仕組みは稼働している限り、止めることはできません。追加の対応なども必要になってくることがあります。きっと、このあたりでうまく継続できているのであると思います。
インフラ関連
次にインフラ(基盤)関連
こちらは案件が出てくるとのこと。具体的にはクラウド関連になります。
オンプレミスからクラウド環境へのシステム移行等が多く見受けられるようです。
このコロナ禍において、在宅勤務等を行うようになったため、その運用保守に関わる部分を少しでも削減するためクラウド上に基盤を持っていくような状況があるようです。
ただ、スキルの要望が高くうまく要員のマッチングができない課題があるとのこと。
このあたりが、仕事を取ってくる攻めどころかもしれません。
ブランドはやはりAWSが多いようです。
■先行きの見通し■
最近では、下期(10月)ではなく、年内までは厳しいような話しぶりでした。
まだまだ当分は耐える期間が必要なようです。
もし、キーワードがクラウド環境への移行であれば、
移行後のシステムテストが発生します。そこで、システムの開発者が登場するのではないでしょうか。
インフラチームと開発チームの連携で、うまくこの場を乗り切れればと、一つの道筋が見えました。
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