ソフトウェア技術者のSESも行っている会社にいます。
SESというのは、顧客先や元請け会社のプロジェクトルームに出社して
システム開発業務を行います。
システムを動かすためのプログラムは「プログラム言語」で書かれています。
■COBOL技術者の仕事がない!?■
仕事=案件です。
この仕事が市場にとても少なくなっているのです。
若年層でこのスキルを持つ方は少ないのですが、
そこでも少ない状況です。
特に、50代以上の方は、需要がないといっても過言ではないでしょうか。
■半年前は■
仕事はありました。
募集する側も、60代でも応募可能。
との記載があったくらいです。
先ほども書きましたが、若手の方はオープン系の言語
例えばJavaやPHPなどの方向に進む傾向ですので。
■そもそもCOBOL技術者のとは■
いわゆる、パソコンの親分みたいなサーバではなく、「汎用機」や「レガシー」と呼ばれるコンピュータです。
主要メーカはIBMや富士通、日立などでハードウェアは生産されています。
この汎用機でシステムを開発する際に用いられるのがCOBOLです。
■汎用機を利用する業界■
金融業が多くなります。
銀行や生損保、証券なのですね。
しかし、この業界でも脱汎用機はトレンドになっています。
つまり、COBOL技術者の市場は時代と共に狭まっているのが現状です。
そのため、若手が身に着けるスキルとして考えることが少ない言語になりっています。
■まだ継続する汎用機■
先ほど挙げた利用されている業界。そこで扱っているサービスは長い期間の商品が多くなっています。
例えば、生命保険はどうでしょう。20年くらいは普通にありますよね。
その間はシステムも残しておかなければなりません。
元号の変更があれば対応しなければなりませんし、
ハードウェアの保守期間がきて新しいものと入れ替える際には、
そこできちんと稼働するかのテストも行わなければなりません。
つまり、仕事はあるのです。
■先行きが見えない状況■
汎用機を利用している金融業。
すぐに屋台骨がどうにかなるような状況ではありません。
しかし、先行きの見通しが見えないこのコロナ禍。
企業側の投資が抑えられている状況下にあります。
5月頃に話を聞いたときは下期(10月)からかな。
と答えてくれましたが、
今は「下期からも難しい状況」との
声も聞こえてきます。
■そして、技術者は■
ちょうど今の時期、昨年からの案件が終了した技術者が市場に上がってきています。
投資は抑えられていて、待機になりつつあります。
今は需要と供給が逆転しています。
そのため、単金も安価に、ざっくり10万円ほどは下がっています。
だから、
プロジェクトからの離任が決まったら、早めに行動を。
そして、今までの単金は忘れて、プロジェクトに参画することを
優先度1番にあげて対応してください。
企業は必ず新たなビジネスやサービスを市場に提供します。
たぶん1年くらい。
それまでの間、耐えて、営業のチャネルを増やしたりして
次に向けての準備をしていきましょう。
過去、バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショックと
10年おきにこのようなことが発生しています。
でも、復活をしている歴史がありますので。
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