ハゲタカ・ファンドのシリーズで有名な方です
NHKはじめ、原作がテレビ化されています。
今回は、ちょっと趣が異なる本です。
■テーマはアルツハイマー病■
医学の世界です。
アルツハイマー型認知症をどのように直していくのか。
これが一つのテーマです。
上巻では、それに対するいくつかの伏線が用意されています。
■楡周平さんのマリアプロジェクト■
以前、楡周平さんのマリアプロジェクト
を読みました。
これは、臓器移植がテーマです。
臓器移植への提供者を待つよりも、
戸籍が無い人間を作った方が良い。
という、人間ではなく「人間工場」のようです。
ここでも生に対する執着心がうかがえます。
■何が幸せなのか■
寿命が今ほど長くなかったころ、アルツハイマーは
これほど多くは無かったように記憶しています。
クスリ、手術の向上に伴い、私たちは長生きできるようになりました。
でも、「脳」は別なようです。
細胞・組織が再生されない。
でも、身体は元気。
この矛盾もしくは、平衡感が良くないことが原因なのでしょうか。
■私にはパートナーがいます■
無理な延命処置はしなくていい。と言われています。
(今、元気だから言えるのかもしれませんが)
誰もが、毎日「死」に近づいてるのは。否めない事実です。
いつも、考えると疲れてしまうので、このような小説を読んだときにでも、
思いだして、見つめ直したいと思います。
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