IT業界にいます。
この業界はほかの業界に比較して、景気の波が遅れてやってきます。
例えば、顧客がシステム投資の目的で開発を実行中であったならば、
自粛だ、不況だといってもすぐに止めるわけではありません。
先般の元号改定のならば、変わる時期は決まっていて、遅れることは許されません。
消費税の増税もしかりです。
また、システム開発は1年以上にわたる期間も少なくありません。
そうなると、切りが良い工程まで完了させて、
いったん凍結。などといった事が挙げられます。
場合によっては、外部の開発会社に委託している場合には、
再開する時に、経験者の方が復帰できない場合もあります。
当然ながら、開発会社は技術者に次の仕事を行ってもう算段をとります。
そうなると、外的環境は悪くても、トータル的にみて、
システム開発を継続することもあります。
こういったことで、景気の波が遅れてやってくるのです。
良い波も顧客(事業会社)が、システム投資再開を判断するのに一定の時間がかかります。
そのため、世間一般の景気の波から、半年から1年遅れでやってくるのです。
新型コロナウイルスで企業が進めたこと
・時差出勤
・テレワーク
・自宅待機
このあたりが、アフターコロナのキーワードになりそうです。
アナログからデジタル化
ですね
紙でしかない書類
主に郵送物が多いと思います。
これを二次利用し易いように、PDFなどでデジタル化しておく
そうすることで、会社のキャビネットから書類を出さなくても、
ファイルサーバなどにアクセスすれば見ることができるようになります。
誰かがデジタル化しなければいけないのですが、その後の再利用を考えれば
メリットは大きいと思います。
また、こうすることで、そもそもの郵送物をデジタル化する方策を
検討できるかもしれません。
ファイルサーバ自体も、
会社のシステムにVPNで接続して資料にアクセスするのか。
Google Driveのような汎用的な商品を会社の仕組みとして、導入するのか。
色々な手段があります。セキュリティや用途、費用などで比較していくと良いと思います。
一例ですが、今回のコロナウイルスの自粛を伴う、
業務の進め方で、いろいろと見えてきたことがあります。
従来と異なるのは、直接システム開発には携わらない、社員が気づいてしまったことだと思います。
リモート化、非接触化などです
社内ではこのようなことを地道に推進し、
外向きでは、社内や客先で培った経験、ノウハウを
顧客先に提案できるようにして、少しでも利益の貢献に役立てられればと
考えています。
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