☆彡 黒木亮さんの本
□ 国際的な話し合いの場では、ノーをすぐにいって流れを止めないと、相手のペースで議論を運ばれてしまう。
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2008年
① 2008年9月4日発刊 エネルギー
② 2008年10月21日発刊 冬の喝采
2009年
③ 2009年7月2日発刊 リストラ屋
④ 2009年11月3日発刊 排出権商人
2010年
⑤ 2010年5月27日発刊 トリプルA
⑥ 2010年10月発刊 獅子のごとく
2011年
⑦ 2011年7月発刊 リスクは金なり
⑧ 2011年9月月23日発刊 赤い三日月
2012年
⑨ 2012年6月発刊 鉄のあけぼの
2013年
⑩ 2013年7月13日発刊 法服の大国
2015年
⑪ 2015年11月27日発刊 世界をこの目で
2016年
⑫ 2016年10月27日発刊 国家とハイエナ
2018年
⑬ 2018年6月15日発刊 島のエアライン
2020年
⑭ 2020年2月20日発刊 アパレル興亡
⑮ 2020年10月28日発刊 カラ売り屋「日本上陸」
2021年
⑯ 2021年8月27日発刊 カラ売り屋 vs 仮想通貨
2022年
⑰ 2022年9月9日発刊 兜町の男
2023年
⑱ 2023年4月25日発刊 メイク・バンカブル! イギリス国際金融浪漫
⑲ 2023年10月10日発刊 地球行商人 味の素グリーンベレー
2024年
20 2024年4月12日発刊 マネーモンスター
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2009年7月2日発刊
(2009/09/08)
リストラ屋
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□ 恨みのパワーってすごいんだって。だから、何事も、人に恨みを買わないようにしてやらなきゃいけないんだって。
□ 財務諸表を徹底的に読み込んで、売上の伸び以上に売掛金が増えているとか、利益のわりに営業キャッシュフローが弱いといった問題点に気づきました。
□ 問断点に目をつぶって、株価をあおっていたのは、ウォール街のアナリストたちです。監査法人は、問題点を発見する探偵ではなく、化石となった決算書を調べるだけの考古学者でした。
2009年11月3日発刊
(2010年3月6日)
排出権商人
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2008年9月4日発刊
(2010/09/14)
エネルギー/黒木亮
□ 退くときも、次のチャンスに備えろ
□ ロシアは強盗の国だ
□ 少なくとも、人として、自分に恥じることのない仕事をしてほしいな
2010年5月27日発刊
(2010/09/22)
トリプルA/黒木亮
□ 景気や相場の上下に合わせて格付けを上げ下げしてるんじゃ、格付アナリストじゃなくて、エクティティ(株式)アナリストだ。
□ 日本人の甘えです。不景気だから公共工事を増やせ、格差が広がったから保障しろと、際限ない財政出動を繰り返してきたツケです。
2010年10月発刊
2011/03/26
獅子のごとく/黒木亮
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□ 一番大事なのは稼ぐこととボスに上手にゴマをすることだよ。
□ 客の会社の中に、自分のシンパを作るんだ。
□ グレーゾーンのぎりぎり手前まで踏み込んで行く勇気がないと、この世界では勝者になれん。
2011年7月発刊
□ たまには客のために一肌ぬぐもんだぜ。
□ 事業は人だ。
2011/10/01
リスクは金なり
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□ 相手に対する敬意と礼儀を失わない。
精神的には一歩引いて、常に醒めた気持ちで臨む。
相手の言い分を注意深く聞き、こちらの利益を損なわない要求は極力受け入れる。
相手に対して自分は何ができるのか、どう汗を流せるのかを常に自問する。
裏をかこうとせず、正々堂々と戦う。
2011年9月月23日発刊
(2011/12/30 )
赤い三日月
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□ 銀行は単に損得だけで融資の判断をするべきではない。社会的意義のある案件というものは、たいがいきちんと返済されるものだ。
□ 官僚としての良心が一番大事で、それに恥じない仕事をした。
2012年6月発刊
2013/7/13
鉄のあけぼの
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□ あなたもいつか人を使う立場になるだろう。色んな人がいるが、その人のいいところだけをみて使っていきなさい。
2008年10月21日発刊
(2011/11/12)
冬の喝采
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□ どのくらい喜び、そして求める心があるかが、強くなる命である。
□ この一年間、何不自由なく練習ができたのは、故郷のお父さん、お母さんが汗水流して働いて、金を送ってくれたからだろう。違うか?
2013年7月13日発刊
(2013/11/09)
法服の大国 上
□ 裁判官が法廷で着用する法服は黒一色である。これはどんな色にも染まらない、すなわちどんな意見にも左右されない公正さを象徴している。
2013年7月13日
(2013/11/16)
□ 裁判所は、どちらかに不利な判断をし、他方に有利な判断をすることになりますが、裁判というのはそういうものであり、必ず全員を喜ばせる裁判というものはないはずです。しかし、当事者が納得するということが非常に大事である。では、納得というのは何によって担保されるのか。わたしは法曹一元によって担保されるのだと思います。
2018年6月15日発刊
(2018/05/25)
島のエアライン
□ 小山の信条は、ブランド作りとは感情移入であるというものだ。すなわちブランドは、色々な人に共感を抱いてもらって、自分事にしてもらわないと成功しない。
□ 日本一愛される飛行機会社にする。
2016年10月27日発刊
(2017/05/27)
国家とハイエナ
□ ジェイコブスのやっていることはイリーガル(非合法)ではないが、インモラル(不道徳)だ。
□ 不完全だがやむを得ない選択
2015年11月27日発刊
(2018/1/16)
世界をこの目で
□ 転職や解雇が多い英国では、日本のように「勤務先≒社員の信用」とはならず、大手企業に勤めているというだけでクレジットカードは作ってもらえない
□ 旅にしろ取材にしろ、一番の喜びは、自分の常識や先入観が覆され、まったく知らない世界に目を見開かされることである
2020年2月20日発刊
(2020/06/18 )
アパレル興亡
□ 春風をもって人に接し 秋霜をもって自ら慎む よく汝の店を守れ 店は汝を守らん 信用は信用を生む
□ ユニクロは、同じことを何千倍ののスケールで、かつシステマチックにやっていた。
2020年10月28日発刊
(2021/5/29)
カラ売り屋「日本上陸」
3つの業界の物語です
□ 悪い奴(会社)にカラ売りを賭けるのは、正義だ
2021年8月27日発刊
(2023/4/30)
カラ売り屋 vs 仮想通貨
仮想通貨の闇
□ 相手が動揺しているときは、、落ち着いて対応することが肝要と心得ている。
□ 既成事実をテコに、逆張りで行くわけか・・・。そういうやり方も一つかねえ
電気自動車の風雲児
□ 人類の大義のために、力を貸してほしい
□ しかもこのEUCは未来を見据えている。このままでソフトウェアをアップデートすれば、完全自動化運転化に対応できる代物だ
2022年9月9日発刊
(2023年5月27日)
兜町の男
□ うん、今、清水さんを出版界でメジャーな存在にしようと思ったら、やっぱり角川さんのような大手から出してもらった方がいいと思うから。
□ ただ、私が謝罪したり、あの本を出版停止にしたりすれば、今後の作品とか、ほかの作家とか、出版社とか、色々なところに影響が出ると思います。多少多少おおげさに言わしてもらえれば、文学にとって後退だと思います。
2023年4月25日発刊
(2023/12/7)
メイク・バンカブル! イギリス国際金融浪漫
□ 「金山さん、ロンドンに行ったら、「マイワード・イズ・マイボンド」ですからね」と言われた「わたしの言葉がわたしの担保」という意味で、一度口に出したことは必ず守るというシティのプロフェッショナリズムを表す言葉だ。
□ 問題点を直視し、逃げずに正面から取り組んで解決する正攻法な仕事スタイルは、支店長からわたしをへてサリーへも受け継がれた。
□ 少しずつ慣れてきて、問題が生じれば「レッツ・フェイス・ザ・ミュージック(堂々と現実に立ち向かおう)」と自分に言い聞かせ、自分の銀行や銀行団ができることは全てやって信頼獲得に努めた。
□ 「The game remains the same and the name of the game is "Let's make a deal.(我々のやるべきことは変わらない。それは合意を成立させることだ)」
□ 相変わらず「熊の尻を噛みちぎる」覚悟で朝起き、その勢いで仕事に取り組んだ。
□ 事前に資料をよく読み、相手に応じて様々な質問を繰り出し、真実を探り当てていく。この作業は、作家になってからもまったく変わらない。
□ わたしはいつも「メイク・アンバンカブルズ・バンカブル(銀行取引に適さないものを適するものに変える)」と呪文のように唱えながら仕事をしていた。
□ あの徳川家康も「人の一生は主にを負うてと遠き道を行くがごとし(中略)不自由を常と思えば不足なし」と言っているくらいだから、無理せず、自分に心地よいペースで仕事をして、なにかを成し遂げられるはずももない。
□ 金融の世界では「カルキュレーテッド(計算される尽くした)リスクをとれ」と言われる
□ 人生において、欲しいものがすべて手に入るということはありえないし、究極の目標さえかなえられればそれで十分だ。
□ 案件(テーマ)を探し、情報を集め、形(作品)にし、市場にローンチするのはバンカー時代と同じである。
2023/10/10発刊
(2024/1/8)
地球行商人-味の素グリーンベレー
□ 地を這うような行商で味を広め、やがて卸売やスーパーをつうじた大量販売も行うということが、味の素が世界中で撮ってきた独特の市場開拓方法だ。
第一章 フィリッピン直販部隊創設
□ 営業マンたちに対し、分かりやすく、行動に移しやすい、シンプルで明確な仕組みをつくった。
□ 性善説でもなく、性悪説でもなく、人は弱い存在であり、湯涌があれば間違いを起こすこともあるという、独自の「性弱説」に基づき、二重三重のチェックシステムを作った
第二章 ベトナム全省踏破
□ 押しが足りないねぇ。気持ちで負けたら、誰も勝ってくれないよ
第三章 中国市場開拓
□ きみ、海外に駐在して、ピッタリお金が払えるようになったら、サバイバルは終了だよ。
□ 知名度が上がったことで優秀な人材が応募して来るようになった。
第五章 ペルーの大地に溶け込む
□ ミーティングは毎月10日頃に開かれる。内容は、①前月の生産状況(予算達成か未達か)、②大きな製造トラブルとその対策、③マーケティング情報
第六章 インド炎熱商人
□ 苦労して鍛えて、ようやくわかってきたかなと思った途端、会社を辞めてしまう者もいる。槙野の仕事は永遠のOJT教育である。
第七章 エジプト革命と動乱お日々
□ 全然違う企業文化が急に一緒にくっついたって、そんな簡単に成就に行かないよ。
第八章 ナイジェリアの納豆調味料
□ 現地の人々の調理法方法を調べ、どんなニーズがあるかを掴み新製品の開発につなげようとした。
2024年4月17日発刊
(2024年6月20日)
マネー・モンスター
ミスター液晶
□ 仕事にこだわりを持つと普通の組織では生きづらいが、空売り屋稼業においては欠くべからざる脂質である
□ 中国人にとってピンハネは一つの文化ですから、あまり締め付けると、物事が機能しなくなると思います。
□ うますぎる話は実現したためしがない。
□ 破産、倒産、民事訴訟法のどれかです。
水素トラック革命
□ 早口の人間は基本的に信用できないな。なにかを隠したいから、早口で喋るんだろう
□ トラックテックはSPACという審査が極めて緩い制度を利用して、上場しました
□ 楽して金儲けしようとすると、最後はろくなことにはならない
地銀の狼
□ 仁村は「儲すぎるな。収益主義に走るな」が口癖だった。
□ 結局のところ、多少時間はかかっても、相手の真のニーズにこたえることが、一番の近道だと思います
□ まあ怪しげな会社ほどボラティリティ(株価の変動度合い)が高いからなあ
□ 当行は、引き続き、当行にしか描けない絵を描いていくつもりです。
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