私が読んできた
2017年7月19日発刊
楡周平さんの本です
私は、経済小説が好きです。自分が経験できない仕事や業界のことが分かるからです。
少しは実際の仕事に役立っているような気がします。
いままでは、高杉良さん、真山仁さん、黒木亮さん、幸田真音さんを読んでいました。(今も継続中です)
あるとき、楡周平さんを知り、楽しく読んでいます。
ちょっと、私には模写が厳しく、気持ち悪くなることもありますが。
今までたくさんの本を上梓していらっしゃるので、
新刊を待つ必要がなく、また、文庫本も多いので、本棚も占領せず、良い感じです。
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INDEX
2001年
① 2001/8/1発刊 ガリバー・パニック
2002年
② 2002/4/1発刊 外資な人たち
2004年
③ 2004/10/22発刊 マリア・プロジェクト
2006年
④ 2006/8/25発刊 フェイク
2007年
⑤ 2007/11/28発刊 再生巨流
2008年
⑥ 2008/10/25発刊 Cの福音
⑦ 2008/12/25発刊 猛禽の宴
2009年
⑧ 2009/1/25発刊 クラッシュ
⑨ 2009/2/22発刊 ターゲット
⑩ 2009/3/25発刊 朝倉恭介
⑪ 2009/10/1発刊 ラストワンマイル
2011年
⑫ 2011/7/25発刊 プラチナタウン
⑬ 2011/7/29発刊 介護退職
2013年
⑭ 2013/3/1発刊 虚空の冠(上・下)
2015年
⑮ 2015/2/13発刊 修羅の宴(上・下)
⑯ 2015/11/13発刊 レイク・クローバー
2016年
⑰ 2016/7/29発艦 ドッグファイト
2017年
⑱ 2017/8/8発刊 和僑
2018年
⑲ 2018/3/20発刊 砂の王宮
⑳ 2018/8/29発刊 東京カジノパラダイス
2023年
㉑ 2023/3/9発刊 日本ゲートウェイ
22 2023/6/21発刊 限界国家
23 2023/9/21発刊 ショート・セール
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☆彡 こちらもどうぞ 楡周平さんの本 2011/7/29発刊
2018年1月14日
介護退職
□ 会社は無尽講のような相互扶助を目的とする組織ではない。
□ 難事にあたっては、兄弟、親族の協力なくしては、解決できない。頼れる者に頼ることは、恥じることではない。
□ ご自分の身に降りかかった苦難を受け止め前に進む。そうした人間でなければ、大きな仕事はなしとげられませんからね。
2018/8/29発刊
2019年7月6日
□ 客が来なくなって潰れたカジノはあっても、客にカネを巻き上げられて潰れたカジノはない。
□ IDなくしてカジノに入れないということにしちまえば、申請を審査し、カードを発行する機関が必要になる。これはかなり大きい組織になるだろう。結果、彼らがひとつ新たな権益、天下り先を手にすることになるわけだ。
□ カジノのデーラーも、社会に認知された職場での仕事でなら、立派な手職となるというわけである。
2011/7/25発刊
2019年7月8日
□ インフラ整備は、人を増やすどころか流出していくことに拍車をかけちまうものなんだよ
□ その時必要なのは、我々のような大企業の力です。企業は金儲けだけすればいいというものではありません。貢献してくれた従業員に、ひいては社会に、持てる力を還元する義務があると思うんです。
□ 人間いくつになってもやはり燃えるものが必要であります。燃えるものと言えば、生木より枯れ木の方が良く燃える。ベテランの技、熟年のエネルギーを爆発させ、大いに盛り上がろうではありませんか。
2017/8/8発刊
2019年7月13日
和僑
□ やがて直面することが分かっている問題を先送りすりゃ、解決策を困難にするだけだ。
□ 考えが浮かばない時こそ基本に立ち返るべきだと思った。
□ 世界に目を転ずれば、今後人口は爆発的に増えていく。つまり、否応なしに海外に目を向けざるを得なくなる。
□ 華僑に倣い、日本人も和僑となって海外に出て、リスクの分散を図るべきだ
□ これからの時代を生きる世代は、従来の価値観を捨てることを余儀なくされます。
2007/11/28発刊
2019年7月20日
再生巨流
□ 頭に汗をかけ。脳みそに錐を指して、血が噴き出るまで考えろ
□ 要点が簡潔に纏められているか、提案の正当性を裏付けるだけのデータが記載されているのか、その二点を満たしていれば、内容に期待が持てる
□ 夢をみさせてやること
□ どんな人間にでも将来に希望を見いだせてやること
□ お客様にどうしたら喜んでもらえるか
2002/4/1発刊
2019年8月2日
□ 英語能力=喋れることと伝わることの違い
□ あっちの連中と働く時に、常に頭の中に入れとかなきゃならんのは、「三日やったらプロフェッショナル」ってことなんだから。
□ ビジネスの上においては心理は一つじゃない
2006/8/25発刊
2019年8月10日
フェイク
□ ついた運を誰かに分けてやることで、さらに大きな運が掴める。それが暗黙のルールってわけ
□ 金ってもんは握ってばかりいたんじゃ駄目だ。使わねえとはいってこねえ。
□ 金は人を幸せにしてくれる。だけど、一番大切なのは、その金をどうやって稼いだかだ
2009/1/25発刊
2019年8月17日
クラッシュ
□ たとえ絶望的な状況であろうとも、全責任を担う機長が直接状況を説明することが乗客を落ち着かせる効果があることを、これまでに海外で幾つかあった操縦系系統に重大な損傷を受けながらの着陸例から、塚本は学んでいた。
□ すでにコンピュータは、我々の社会生活の中の一つの臓器となっているのだ。
2009/2/22発刊
2019年8月31日
□ 力には力。それも密かに進められた工作には、密かに準備された工作で対処するというわけだ。
□ おそらくそんなことにはならないと思うが、準備を怠っていて無駄と言うことはない。いや、ありとあやゆる可能性を考えて準備しておくことが、自らの身を守ることに繋がる。
2008/10/25発刊
2019年9月7日
Cの福音
□ 旧ナチスの隠し口座が未だに残ると噂される小さな個人銀行が多いオーストラリアのほうがセキュリティ面においては格段に安全なのである
□ この男がこれまでの仕事の中で、用心に、し過ぎるということはないことを十分に身につけていたからに他ならない
2008/12/25発刊
2019年9月14日
猛禽の宴
□ ビジネスで大切なのは、そこから上がる利益とコストの相対比較の結果だ。つまり効率性こそが問題なのだ。
□ 猛禽の群れの頂点に立つ者には絶対的な指導力、財力、知力、そして恐怖の力が要求される。
□ 人間は行動に転じる時、必ず息を吸い込む。逆を言えば息を吐く、その行為とともに攻撃に出ることはなく、防御もまたその瞬間息を吸い込まなけれならず、そこに一瞬の隙が生じるのだ。
2009/3/25発刊
2019年9月21日
朝倉恭介
□ 優秀な人間と言うものは、仲間を選ぶものだ。
□ 作戦の成否には、事前の状況分析がいかに正確に行われるかによるところが大なのは言うまでもない。だが、状況と言うものは刻々と変化する。結局目的を遂げることができるのは、想定外の事態が発生したとしても、それが対処できるものであるかどうか、その1点にある。
□ 状況を的確に判断するには、五感を張り詰め、体で気配を感じること
2009/10/1発刊
2019年11月16日
□ 規模が小せいからって手を抜けばろくな作物は育たねえ
□ 客から仕事を貰うのではなく、こちらが仕事を作る
□ 正確な情報。そして信頼だ。
□ 数は力です
□ 成功のヒントは、死ぬほど考えた末に、思いがけないところから生み出されるものである。
2001/8/1発刊
2019年11月19日
□ これも運命ちゅうもんたい
□ どうしたはずみか、この世に突如現れ、厄介者扱いにされ、利用価値があることがわかると一転、この社会に巣食う様々な思惑の下にあらゆる奉仕を強いられた。
2013/3/1発刊
2020年1月18日
□ ビジョンを示すのが経営者に要求される最も重要な資質だし、それを実現すべく知恵を絞るのが部下の務めである
□ 豚は太らせてから食え
2020年1月23日
□ どんなことがあっても腐るな。波風のたたない人生などあり得ない。自分は運を持っていることを信じろ
□ 仕事は自分で面白くしなければならない
□ 運は大切なものだよ。
□ 未来を信じて頑張りましょう
2015/11/13発刊
2020年3月28日
□ 到底結論の見出せぬことに頭を使うのと、不測の事態に備えてベストにベストを尽くしていくのは別物だ。
□ プロフェッショナルとしての矜持を持ち合わせた人間と話すのはいいものだ。そして興味を惹かれるものである。特に未知の世界であれば。
2015/2/13発刊
2020年5月13日
□ 手柄というのは他人が認めるものだ。自ら印象付けては価値が落ちる。
□ 付き合い方とは、お互いが共存共栄の間柄にあることを認め合うこと。相手の正体と目的を、こちらを知っていることを事前に告げておくこと
□ 相場っちゅうのは、業態や企業体質で決まるもんやない。場の雰囲気、流れ、思惑が価格を決めるんや
2020年5月17日
□ 地位は人を作るものである。それはビジネスの世界だけではなく夜の世界も同じだ。
□ 金は力。だけど、使い方を間違えると狂気にもなる。
2004/10/22発刊
2020年5月30日
マリア・プロジェクト
□ ものは買えても子供を授かることは自由にならない
□ 少しで高い教育や、技術を身に着けることです。教育なくしてはこの国がかに理不尽な権力構造によって支配されているか、いかに自分たちが不当な扱いを受けているのか、感情の赴くままに喚き散らすことはできても、理路整然と述べることはできないでしょう。
2018/3/20発刊
2020年10月18日
□ 組む相手を間違えれば、戦力どころか足手まといになるのが商売だ。
□ 商売で最も大切で、得るのが難しいのは信用でっせ
□ 金は金を呼ぶ
□ 人での多いところを狙うんじゃなくて、いかに人を集めるか。
□ 商機にかかわらず、チャンスというもんは、常に万人の前をうろうろしとるもんでっせ
2023/6/21発刊
2023年9月2日
□ 人口減少ってガンに似ていると思うんですよね
□ 「移民が増えるにつれ、当然、日本の社会、文化、風習も変わっていくわよね。」「最も影響受けるのは、間違いなく日本語言葉を使う産業ですわ。」
□ これから先、職業寿命がどんどん短くなると言いたいのです
□ 革新的な技術が登場するとあって、当たり前だった職業が丸ごとなくなってしまう。そこまでいかずとも必要とされていた人員が激減することになる。これが職業寿命の意味なんです。
□ 商売なんてみんなそうじゃないですか飲食業にしてもどうしたら客に喜んでもらえるかを第一に考える店は必ず繁盛すると思うんです。当たり前じゃないですか。客の支持を得てこその商売なんですから、ところが儲けることが先に立つと原価率をさげ、人件費を切り詰めたりと数値を重要視することにもなる。でもね、客は鋭いもので、儲けを重要視する店をたちまち見抜いてしまうんです。
□ 政治家や企業経営者に、日本の将来を真剣に考えている人っているんですか?
□ 親の世代の経験則が通用しない時代になっていると、言いたいわけだね
□ 要因は様々なれど、国民のライフスタイルが少子化を前提としたものに変わってしまうんですから。
2023/3/9発刊
2023/12/24
□ 目指すゴールがリーダーの頭の中に明確にあるかどうかです。
□ 目指すゴールを部下と共有し、導いていく。
□ 人事考課を気にすることもないから、面白いアイディアが出てくるんだな。
□ 運もまた経営者が持つべき資質の一つだと思います。
□ ビジネスモデルがとっくに時代のニーズにそぐわないものとなっているのに気付いていながら、今本的な打開策を講じることができなかった。
□ 人の縁
□ 筋のいいビジネスってのは、拍子抜けするほどすんなりいくもんだ
2023年9月21日発刊
2024年4月20日
□ それだけ、オリエンタルはEV事業に力を入れてこなかった。だから、人材も育てる必要性も感じなかったってことなんだろう。要は、歴代の経営者、経営陣がいかに無能であったかってこそさ。 □ コンサルを雇うというってことは、全くの門外漢。つまり、自動車とは縁も所縁もない、異業種ってことなんじゃね? □ 間違いを世に知らしめ、議論を喚起することが些かでも世の中をあるべき姿に変えていく役割を担っているのがジャーナリズムだ □ 買収、合併されるってことは、価値を認められたってことなのよ。経営の仕方によっては、生き長らえると認められたことでもあるんだから。 |
2017年7月19日発刊
2024年8月10日
□ 上に話を持ちかけるには、完璧なプランを突きつけなきゃなんねいからな
□ 結局、「工場」としか目されていない国は、永遠に先進国にはなれんのだからな
□ 販路さえ確保できれば、店も続けられるんだろうが
□ 確かにあれだけ商品が多いと、メンテナンスは大変ですが、手間を惜しんでいたら、商売にはならないことに気づいたんだと思います
□ あと15年もすりゃあ、高齢者そのものがいなくなっちまう。それじゃあ、小売店だって商売にならねえよ
□ スーパーへの来店頻度が低くなれば、客入りも落ちる。そうなりゃ店員がカートを押して、注文品を拾い集めていくのも現実的な話になってくんだろうが。
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