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2020年5月 修羅の宴 楡周平 バブル期の企業とは



バブル前
バブル
バブル後
を企業の目を通して描いた秀作

初めは
靴を減らして仕事をしていた主人公
その後 
頭に汗をかく
と言って
虚像の中に足を踏み入れていく
プロセスが描かれています。

いきなりではなく
一歩ずつ
途中からは
一足飛びに
邁進して行きます。

取り巻く、人間も
どんどん変わって行きます。

そうなったのも
今の地位を守るためには、
何をどの様にすれば良いのか

その考え出した結果に従い
進めて行く
これらが丁寧に描かれています。

個人主義です。
夫婦間が上手くいっていないと
こうなるのかな。
とも思いました。

破滅にすすまないためにも
家族は大事かと

一度 立ち止まらせてくれる
頭を冷やす時間が得られる様な
感じがします。

この本のベースは、
解説にも書かれていますが、
住友銀行とイトマンの事件です。

その事件を知っている方は、
記憶の紐をほどきながら、
読むのも一例です。
この時代を、思い出しながら

この小説はバブルの時期を知らない方にも
読んで欲しいと思います。

日本にもこんな時代があったのだと
歴史の断片を見て下さい。

今 日本は新型コロナウイルスの中で、
自粛が叫ばれています。
閉塞感が漂う中ですが、
もしかしたら
こんな日々がまた来るかもしれません。

そうなった時に
時代の風にいち早く気付けると思います。


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