
最後の講義
このタイトル鬼気迫るものがあります。
私は偶然再放送をテレビで見ました。
でも、大林監督は柔和な感じで、
本当に、最後の授業なの
って感じで放送を見ていました。
なぜそうだったのか。
好きなことを仕事ととして
向き合ってきて、
その経験や含蓄を
若者に向けて話しかけているんですよね。
人生の最後の方にきて
恨み節ではなく、
このように語りかけられるって
素晴らしいですよね。
人生ブレず、筋が一本通っている
ように感じました。
話題の中心は、
当然ながら「映画」です。
私はあまり映画を見ません。
けれども、惹きつけられる
感じを抱きました。
大林監督が丁寧に
語ってくれるからなんですよね。
筋1本とは、
それは「戦争」なんですね。
それを監督のフィロソフィーと
語っていました。
監督それぞれに、様々なバックグラウンドがあって、
それがフィロソフィーとなって、
訴えたいこと、語り合いたいことを、
映画という手段を利用して、
訴えるんですね。
人間はやはり、筋が通ていないと
魅力的ではないと、改めて
思いました。
周りに忖度する必要はないのです。
この書籍を読むと、
映画の見方は変わるし、
自分の人生を振り返る
きっかけになるかもしれません。
そう考えると
年齢というよりも、
気持ちが「青春」の方に
お読みいただけることが、
良いと思います。
青春ではない人は、
何かを思い出させてくれます。
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