読書前は
単に
気持ちが弱く
自分で言い出せない人が利用すると
思っていたが
そうではなかった。
もちろん 面倒くさい人が
利用する場合もある。
でも 長時間労働で、
自殺者が出る我が国
単純な構造ではないようだ。
本書の中では、
うつ病についても扱ってます。
事象や事例
ならないための対応策
それでも 変わらなければ
本当にうつ病になってしまいます。
そのような時は
精神的にも参っている事が
多いため、退職を言い出す事が出来ずにいます。
そういった時にこそ
退職代行を利用してもらいたい
と著者は言っています。
著者は、
弁護士です。
かつ、弟さんを仕事が理由で亡くしている
方でもあります。
その背景が本書にも
強く現れています。
著者は最後にこう言っています。
□ 今の会社に勤め続けることで「得るもの」よりも「失うもの」の方が多い場合、退職を先延ばしすることによって、毎日、少しづつ何かを失っていくということです。
時間は止まらず動いています。
だからこそ、自分自身が立ち止まって、
これでいいのか、もう少し頑張ってみた方が良いのか。
などと考えてみる時間を持つことが、大切だと
私は思います。
本書には、退職代行というタイトルからよりも、
自分が会社で置かれている状況を
確認するためにも良いと
思います。
コメント
コメントを投稿