アライアンス(他人との協同作業)の進め方について、作者の経験の基、書かれ本です。
内容は、納得できるところがいくつもありました。しかし、現実を振り返ってみると、自分一人で一気通貫で仕事をすることはほとんどなく、周りの人と一緒に行っていることがほとんどであると思います。
なので、
アライアンスという事にはとらわれず、日々の仕事をより良くするためには、どうしたらよいか。という観点で読まれた方が良いと思います。
気になった文章のいくつかは以下になります。
□ アイディアのなかに大勢の人を巻き込み、助けてもらえたから
□ 自分にその知識がないのだったら、わかる人に助けてもらえる人間になる
□ 「自分の思考」を「みんなのもの」に転換してしまうのが、「アライアンス・シンキング」という発想の方法
□ つねに相手の立場にたって、先へ先へと気を配っていくことが、長く信頼関係を維持していくためにはとても必要です
□ 相手に花を持たせる
相手へのリスペクトと
相手の立場に添って
相談することが、大切であると。
そのうえで、欲しい回答や、助力を得られるのではないでしょうか。
それまでの、Giveが帰ってくるとも言えそうです。
読者層は、社会人はもちろんのこと、
学生だってグループ組んで行うこともあろうかと思います。
社会人に限らずですね。
平野 敦士カールさんは
東京大学卒業の57歳で経営コンサルタントをされている方です。
広い意味でのIT系に強く、
プラットフォーム戦略の本などを上梓されいらっしゃいます。
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