キーワードは移動
本書のキーワードは「移動」です。それこそ「定住」はNGと言っています。
それこそ、資本家や国家から搾取されるだけだ。です。
読者層
読者層は、社会人になると思います。特に、「そんな酷くないけど、なんとなくモヤモヤ感」を持っている人にお勧めです。
子供の教育にも書かれています。小さなお子さんをお持ちの方にも、良いと思います。
書かれていることを実践するか否かは横に置いておいて、「こんな考え方もあるんだ」と視野を広めるのに打ってつけです。
読みどころ
読みどころは、やはり「移動」がなぜ必要なのか。この本のテーマになっているところです。
著者は、こう言っています。
□ 「環境→感情→行動」の順で動いている
□ 移動力とは環境を切り替える力
□ 支配者は移動せずに定住してくれることで、支配しやすくなる。
□ 定住が不幸のはじまり。
ここまで言い切っています。
結局、人生を楽しく、幸せに生きることは
□ 人生を変えると言うのは、キャラクターを変えることでしかない
になり、
そのキャラクターを変えるには、今いる場所から、足元をずらすことになります。
なので、成功者の項には、「仕事を辞める」と「引っ越し」をセットにした人間。と言っています。
まずは、環境を変えて視点を変える「行動」をしよう。です
著者
作者の著書は、2冊目です。2年前くらいに読んだのは「時間術」の本です。
その本にも「移動」についての記述がありました。
著者自身の成功体験を、観念的ではなく、さまざまな具体的な観点で本に著しています。
さいごに
私に刺さったキーワードは、
□ 「誰といるか」「どこにいるか」
この辺り、自分で無理してきていたことなのではないか。と思えました。
これからは、少しづつでも「誰と」「どこで」を意識して、人生を進めていこうと思えた本でした。
お勧めです
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