元リクルート出身のmoto さんが
はじめて上梓された書籍。
私はVoicy(インタネット・ラジオ)で知りました。
その後、Twitterで。
この本の特長は、書籍のタイトル通り、
「転職」「副業」を通じて、
いかに生涯年収を上げるか
ご自身の経験に基づいて書かれています。
このご自身の経験が熱く、ノウハウになっています。
副業ということで、「投資」については
書かれていませんので、ご注意を。
序章で著者はこう言っています。
序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
□ 「終身雇用」という仕組みが続かない
□ 「キャリアは自分で取りに行く」「年収を自分で上げに行く」「副業を通じてお金を稼ぐ」
既に、トヨタ自動車の社長や団体が、
終身雇用は続けられない
終身雇用は、精度疲弊を起こしている
と言っている状況です。
今すぐに何かをする、行動に移す
事はできなくても、何か現状のままでは先々の生活/人生が危うい
との認識は持って生きていった方がよさそうです。
【転職】
まずは転職です
転職は目的ではなく手段であると言っています。
何かの目的、希望、夢があってそれを実現するためには、
今の会社勤めを継続するよりも、
新しい会社で実現する。
今の会社が嫌だから、上司が嫌いだから
といったことだけではなく、
夢の実現のための転職です。
その手段について、
転職エージェントの使い方
それも、リクルートをはじめとする各社、エージェントの特長を踏まえて
こんな場合ならば、このエージェントを利用する
まで、具体的に書かれているのが特徴です。
転職するための、自分自身の事前準備についても
きちんと書かれています。
その一つとして
□ 次に行けそうな会社リスト
の作成を挙げています。
エージェントから紹介されるのを待つのではなく、
事前に候補となる会社を考えておくことが肝要だと説いています。
提出する書類、面接時には
□ 求人は何らかの課題を解決してくれる人を求めて出されている
ことを踏まえて、
□ 自分を雇うことのメリットを伝える
が大切です。
まずは書類選考を通るため、相手が会ってみようと思わせなければなりません
そして、課題解決のため、採用された際の良いイメージを面接官に与えましょう。
転職の項の最後に
□ 転職にゴールはありません
一度転職すればよいわけではなく、
更なる実現したいことが現れたら、
再度転職を考えようと、締めています。
【副業】
副業のメリットについて
□ 副業をするメリット
1 個人のブランド化
2 収入チャンスの増加
3 本業での市場価値向上
を挙げています
そのためには自分自身が「何者か」にならなければならないと
説いています。
何者かになるため
□ 発信するテーマは「リクルート」をみる
□ 自分の体験に価値がある可能性が高い
□ まず、自分の経験と知識を活かせるのはどの領域か
自分自身を振り返って、考えて何かを見つけましょう。
その上で、Twitterなどを活用し情報の発信を行っていきます。
その利用方法も本書に掲載されています。
副業を活かせる人は
□ 成果や目標にコミットして、あきらめずに継続できる人が副業に向いていると思います。
継続は力なりですね。
そして最後に2つ
□ 行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ
□ 欲求以上に、人を動かす原動力はありません
この二つを肝に
自分自身を見つめ直して
新たな自分を発見して行きましょう
私は、転職を複数回行っています。
それを踏まえて、斜め目線になりますが、感想として、
転職初心者に対して、とても有意義な本になっています。
相手(会社)があるので、一概に言えませんが、
年齢に関係なく、活用できる内容です。
仮に、年齢が高くても、相手の解決策を提示できれば、
自ずと良い結果が出てくると思います。
副業もまずは、自己の強み探しからだと思います。
なにげない所からオファーがきます。
私自身も相当前になりますが、
IT系の雑誌に4ページほどもらって記事を書いていました。
今でいう、副業です。
別サイトで読書ブログを掲載しています。
そちらを見た方から、
当社の読書サイトに掲載いただけないか
との話をいただいています。
アフリエイトなどのお金にはならないけれど、
時には献本として、現物支給をいただいています。
行動する勇気をもって、
小さく初めて
継続していけば、
何かが変わります。
この社会に負けないよう、
やっていきましょう。
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