IR法成立のカジノ そのカジノを話題にした2冊を紹介します。 両書籍ともに、経済小説を主に活躍されている方です。 1冊目は、 2017年2月に発刊の バラ色の未来 真山仁さん 2冊目は、 2018年8月発刊の 東京カジノパラダイス 楡周平さん です 題材はカジノになりますが、焦点は異なります。 真山さんは、新聞記者の視点で、ギャンブル依存症になりそうな ギャンブラーに視点を当てています。 楡さんは、ギャンブル場を運営する会社が主たる登場人物です。 視点が異なりますので、両書を読んだからと言って、 カジノに対する知見がとても増えるようには ならないと思います。 特に楡さんの本は、痛快小説として読んだ方が、楽しいかもしれません 両方ともに同じ数字が使われていました。 それは、市場規模です。 1兆5000万円の市場規模を見込んでいるようです。 経済波及効果は7兆7千億円 これだけ大きな数字が並んでくると、 各自治体が手を上げたくなるのも 無理はないですね。 真山さんの本には、 □ 地方の問題は人口減少にあるなどと言われますが、そうではなく、産業育成の脆弱性こそ問題の根幹である と書いてあります。 昭和の時代には工場を誘致することも 可能でしたが、 今では、総合的に考えると、 海外に作った方が安い場合が多いようですし。 何をすれば良いか、アイディアが出ませんね。 ちなみに数字の試算は パチンコ利用者の数字をベースにして 算出したとのこと。 そこには、パチンコは一人当たり、 年間23万円負けるとも書いてありました。 小説を読んでいて、こういったことを知るのは 私にとって楽しいことです。 たぶん、新聞、テレビなどで流れていても、 頭には入ってきませんからね。 控除率 場の胴元が取る割合です ここは、楡さんの本に書いてありました。 サッカーくじ55%。競馬、競輪、競艇、オートレースは20~30%、パチンコ15% それに比べて、カジノの控除率は、最も高いアメリカンルーレットで5.26%。 バカラに至っては1%ちょっとだ。 サッカーくじは最初から半分以上抜いて、 当たった時の金額をはじいているのですか!! ちょっと、退いてしまいます。。 ...
日々の生活の中で行っていること やってみたいこと など書いています。 中心はビジネス書などの感想です。 IT業界に長く在籍しています。 20年以上 その中で気づいたことを書いています。 ほかには、、 年齢と共に「通院」関係、「ランチ」メモなどを。 特化はせずに、日々の暮らしで気になり、誰かに有効になるようなコンテンツを目指しています。 @yominamino