スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

7月, 2019の投稿を表示しています

IR法成立のカジノを題材にした2冊

IR法成立のカジノ そのカジノを話題にした2冊を紹介します。 両書籍ともに、経済小説を主に活躍されている方です。 1冊目は、 2017年2月に発刊の バラ色の未来 真山仁さん 2冊目は、 2018年8月発刊の 東京カジノパラダイス 楡周平さん です 題材はカジノになりますが、焦点は異なります。 真山さんは、新聞記者の視点で、ギャンブル依存症になりそうな ギャンブラーに視点を当てています。 楡さんは、ギャンブル場を運営する会社が主たる登場人物です。 視点が異なりますので、両書を読んだからと言って、 カジノに対する知見がとても増えるようには ならないと思います。 特に楡さんの本は、痛快小説として読んだ方が、楽しいかもしれません 両方ともに同じ数字が使われていました。 それは、市場規模です。 1兆5000万円の市場規模を見込んでいるようです。 経済波及効果は7兆7千億円 これだけ大きな数字が並んでくると、 各自治体が手を上げたくなるのも 無理はないですね。 真山さんの本には、 □ 地方の問題は人口減少にあるなどと言われますが、そうではなく、産業育成の脆弱性こそ問題の根幹である と書いてあります。 昭和の時代には工場を誘致することも 可能でしたが、 今では、総合的に考えると、 海外に作った方が安い場合が多いようですし。 何をすれば良いか、アイディアが出ませんね。 ちなみに数字の試算は パチンコ利用者の数字をベースにして 算出したとのこと。 そこには、パチンコは一人当たり、 年間23万円負けるとも書いてありました。 小説を読んでいて、こういったことを知るのは 私にとって楽しいことです。 たぶん、新聞、テレビなどで流れていても、 頭には入ってきませんからね。 控除率 場の胴元が取る割合です ここは、楡さんの本に書いてありました。   サッカーくじ55%。競馬、競輪、競艇、オートレースは20~30%、パチンコ15%   それに比べて、カジノの控除率は、最も高いアメリカンルーレットで5.26%。   バカラに至っては1%ちょっとだ。 サッカーくじは最初から半分以上抜いて、 当たった時の金額をはじいているのですか!! ちょっと、退いてしまいます。。 ...

2022--これから10年、活躍できる人の条件/神田昌典

2012年に上梓された本 東日本大震災の翌年になります 別に検証というわけではありませんが、 何かの気づきがあればと、手に取りました。 幾つかの気になったことを抽出してみました。 □ 中国は2020年まで、その勢いは止まらない  金融再起動 旧体制の崩壊から世界大革命へ/ベンジャミン フルフォード  の本にも、  ・予想を上回る中国経済の縮小  と書いてありました。  これからの世界経済は、どのような方向に向かい、  どことどこが手を組むのでしょうか。 □ 会社が未来に向かうえで直面している壁  1)会社では社員が育たない ブレーン+オペレーターの集団になりがちだ  私が在籍している会社であったり、知人の会社の話を聞いても、  いわゆる、中間管理職はなくなりつつある感じはします。  時代の流れのスピード感が増す中、  組織もフラットにしていかないと、ついていけないのでしょうか。   3)一部の仕事をしている社員が抜けると、会社には何も残らない    唯一、会社が提供できることは経験となった    いまや経験は、有能小名ビジネスパーソンにとって、お金よりも価値がある    そうですね。知識と経験が醸し出す「知恵」が  大変重要なことになってきていると思います。  そこで、培われてきた人脈もそうですね。 □ エクス・フォーメーションとは、外に形創る。詩文の内にある認識を、外へ形創っていく   これは、今でいう「インフルエンサー」のことを指している感じがしました。  10年前は、この言葉はなかったのかしら  「カツマー」とかあったと思います。 □ 2022年には、日本を支える新しい産業のカタチがみはじめる   これは、AIのことかな。  落合陽一さんみたいなことかな 普遍的に「必要」もしくは「認識」しておくべきと思ったこと □ 大切なことは正しい知識を持つこと □ 40代が再就職するためには、100社は検討しなければならない □ 経営者の強みと、会社自体の強みを分けて考えること □ 会社で息苦しいほど、能力を発揮する □ ほんのちょっと起業準備するだけで、ライフワークを掘り当てる可能性がある □ ライフワークには定年がない □ 本当に熱中できる仕事には、リスクがない □ 頭を...